高反発マットレス

睡眠の役割・効果の理解

ノンレム睡眠とレム睡眠の周期

  1. おすすめ高反発マットレス情報!「安い」フローリング直置きタイプ
  2. ※腰痛効果※マットレス「高反発」「低反発」の違いとは!?
  3. 高反発マットレスの効果的活用!安眠のための環境条件&睡眠知識
  4. ノンレム睡眠とレム睡眠の周期と睡眠の大切な「3つの役割」

睡眠の「周期」と「役割」を理解!


睡眠知識を知ること

高反発マットレスを購入・活用したとしても、適切な「睡眠習慣」を心がけておかなければ、なんの意味もありません。

「睡眠習慣」も安眠を得るための大切な「睡眠環境要素」のひとつなのです。

ここでは、「適切な睡眠習慣」を形作る上で理解しておく必要がある「睡眠周期」と「睡眠の役割」 について、ご紹介したいと思います。

目次

睡眠が担う3つの大きな役割!「脳の休息」「体の休息」「脳の情報整理」



「睡眠の仕組み」を考える上で、一番最初に理解しておかなければいけないのが、「睡眠の役割」 です。「何故睡眠が必要なのか?」「睡眠の目的は何なのか?」を知っておくこと で、初めて「睡眠の仕組み」が理解できるものです。

現在、”睡眠の役割”として認識されているものとして、3つの要素があると考えられています。 それが・・。

●脳の休息
●体の休息
●脳の情報整理


です。

人に限らず、生命体は活動することによって、様々な”ダメージ・損傷”を受けると共に、疲労物質 を蓄積することとなります。そのまま活動し続けてしまうと、損傷・疲労が積み重ね続けられる こととなり、いずれは「機能破壊」「機能停止」へと繋がることに。

それゆえに、人(生命体)は、日々受けた”損傷・疲労”を回復させる機能を有しており、その回復期間 となるのが「睡眠」なのです。

睡眠することによって、「脳の回復」「体の回復」を行うのが、最も大切な 役割と考えられています。

また、近年”睡眠”のもうひとつの大切な役割として、重視されてきているのが 「脳の情報整理」という要素です。

基本的に、日中活動しているときに行われていた”様々な脳の情報処理”。 それら全ての情報を必要なもの・不必要なもの(重要な要素、重要ではない要素)に分類・整理をした上で 必要な情報(要素)は、脳の中枢にきちんとストックする(記憶される)・・そんな働きが、睡眠中に 行われているのです。

ノンレム睡眠とレム睡眠!全ての人にとって大切な睡眠リズム(周期)


ノンレム睡眠とレム睡眠

”睡眠の仕組み”を簡潔に言ってしまうと、「ノンレム睡眠」と「レム睡眠」という2種類の睡眠状態 で構成されています。

最初に注意点として、お話しておきたいのが一般的に「ノンレム睡眠は深い眠り を現わしていて、レム睡眠が浅い眠りを現わしている」と表現 されることがありますが、それは大きな誤解を生む要素。

単に”睡眠の深さ”を基準として、ノンレム睡眠とレム睡眠 の区別があるのではなく、睡眠状態(脳及び身体)の違いとして、2種類の睡眠が存在していることを ぜひ認識しておいていただければと思います。(具体的な内容は後述。)

基本的には、入眠時に、”ノンレム睡眠”が訪れて、そして次に”レム睡眠”が訪れる・・そして再び ”ノンレム睡眠”を繰り返すことになります。

「睡眠」は、この”ノンレム睡眠”と”レム睡眠”の周期(リズム) によって構成されているのです。(上図を参照。)

”ノンレム睡眠”は、先に記した「睡眠の役割」の中で、「脳の休息」「身体の休息」を推進する 睡眠状態(時間)であり・・中でも特に、「脳の休息をはかる時間」と位置づけられています。

それは、”脳のエネルギー消費量が一日の中で最も低くなる”ことからも裏付けることができます。

具体的には、「脳活動の低下」に伴い運動機能を司る脳領域の活動も低下・・脳からの情報伝達(指令) が少なくなるため、身体の筋肉活動も同時に低下することとなります。

また「体温の低下」「身体のエネルギー消費量の減少」 「交感神経の機能低下に伴い、副交感神経の機能亢進」「血圧・心拍数の低下」「消化器系機能の亢進」といった 状態となるのが、ノンレム睡眠の特徴となっています。。

”レム睡眠”の概要・特徴。身体の休息と脳の情報整理の時間!


レム睡眠

”レム睡眠”の最大の特徴が、「脳活動の活性化」と「脳から身体への情報伝達の遮断」という状況が 起きているということです。

特に、「脳活動の活性化」に関しては、近年の研究により、”覚醒時と同等、もしくは 覚醒時以上に脳が活発に活動している”といわれています。

現代においても、まだまだ未知なる領域と なっているのが、”レム睡眠”であり、非常に不思議な特徴を有している睡眠状態なのです

睡眠の役割ということから、”レム睡眠”は、「身体の休息」と「脳の情報整理」を担っていると 考えられています。

中でも、「脳の情報整理」のために、活発に脳が活動していると考えられており、 ”記憶の定着”などのために、なくてはならない睡眠状態(時間)となっています。

具体的には、「全身の骨格筋は、一部(眼筋、呼吸筋など)を除いて、麻痺した状態(脳からの情報遮断)」 「交感神経・副交感神経共に活性化」「心拍数・呼吸数の増加」「体温調節機能の停止(ほぼ停止)」 「五感を通じての感覚は、脳へは伝わらない状態」といった状況・要素がレム睡眠の特徴となっています。

”ノンレム睡眠”は「4つの段階(ステージ)」で構成。


”ノンレム睡眠”に関して、脳波による研究が進む中でわかってきたことが、ノンレム睡眠には、 「眠りの深さ」に関連して、”4つの段階(ステージ)”が存在しているということです。

”ステージ1”から”ステージ4”までの段階があり、”ステージ4”が最も深い眠り(深いノンレム睡眠) の状態を表しています。

脳科学的(脳波)には”ステージ3及び4”の状態を「熟睡」と定義しています。 ”脳波”の波形としては、とても緩やかな形状を示すのが、”3or4”の睡眠段階となります。

ノンレム睡眠中の”脳の休息”には優先順位がある!


”脳の休息”は、ノンレム睡眠中に行われるわけですが、近年の研究によって、 休息が計られる場所(脳の部位)には、優先順位があることが徐々にわかって きています。

「日中、最も良く働いた脳部位が優先的に、深い休息を取る」傾向があるよう なのです。

例えば、ひとつの傾向として、”右利き”の人の場合には、”左脳 (身体の右半身を司るのが左脳)”から優先的に休息をはかるこのこと。 なかなか興味深い要素です。


■NEXT

  1. ※睡眠時※成長ホルモンが活躍する「時間帯」と「役割」とは!?

「安眠のための環境条件&睡眠知識」に関する情報

  1. 高反発マットレスの効果的活用!安眠のための環境条件&睡眠知識
  2. ノンレム睡眠とレム睡眠の周期と睡眠の大切な「3つの役割」
  3. ※睡眠時※成長ホルモンが活躍する「時間帯」と「役割」とは!?
  4. ※深い眠りにつく方法※安眠を得る「時間」と「タイミング」
  5. ※寝る時間と起きる時間※睡眠科学とスピリチュアルな視点から考える
  6. 体内時計とは!?睡眠時間を整える「時計細胞」と「朝の陽ざし」

高反発マットレス「効果」「機能」に関する情報

「高反発マットレス」関連情報