昔は「睡眠時間の長さ」が重要視されていましたが、近年では、「睡眠の質」の方が重視される
ようになってきました。
*「睡眠の質」とは何なのでしょうか?
理解しているようで、案外わからないことが多い
のですが、「睡眠の質」には、「睡眠の深さ」が大きく関わっているのです。
睡眠時間の「長さ」よりも睡眠の「質」が重要!

昔は「睡眠時間の長さ」が重要視されていましたが、近年では、「睡眠の質」の方が重視される
ようになってきました。
*「睡眠の質」とは何なのでしょうか?
理解しているようで、案外わからないことが多い
のですが、「睡眠の質」には、「睡眠の深さ」が大きく関わっているのです。
”睡眠”は健康にとってとても大切な要素であることは、誰しもが自覚していることかと
思います。
ただ、「睡眠時間の確保」を考えるあまり、「睡眠のタイミング」「睡眠の内容」
に関しては、案外おざなりにされていることのほうが多いのではないでしょうか。
”心身の健康”を考えるのであれば、「睡眠の質」を意識することが大切な要素となります。
「睡眠の質」に影響を与える要素は、複数存在していますが、最も「睡眠の質」と関わりある要素
となるのが「就寝する時間帯」と「睡眠の深さ」です。
「就寝すべき時間帯」に関しては、別記事(※寝る時間と起きる時間※睡眠科学とスピリチュアルな視点から考える)
にて記していますので、ここでは、「睡眠の深さ」に関連した情報をご紹介したいと思います。
近年の睡眠研究によって、あらためて認識を深くしたのが、就寝後に「最初に訪れるノンレム睡眠」が
最も「深い眠り」となるタイミングであるということです。
このときに、身体機能としても
「成長ホルモンの分泌」「細胞の再生」「新陳代謝機能」などが最も活発となることがわかってきました。
そう・・良質な睡眠を得るためには、最初に訪れる「ノンレム睡眠の深さ」が大切
なのです。
入眠後最初に訪れる「ノンレム睡眠の深さ」が「眠りの深さ」を決定するということ。
「入眠後の約90分間」が「睡眠の質」を決める重要な時間帯となるのです。
具体的に「深い眠りにつくための方法・要素」をピックアップすると下記「4つの要素」があげられます。
●外部からの刺激「音」「気温」「光」「湿度」の排除
●就寝前の「体温調節」
●就寝前の「行動管理」
●適切な「寝具環境」づくり
深い睡眠を得るためには、入眠後の「90分間」にて、外部からの刺激を受けないようにしておくことが
重要なポイントとなります。
主なる刺激要因となるのが「音」「光」「気温」「湿度」です。
「音」と「光」は、なるべく寝室から排除。ただし、完全な「無」の状態(無音、無光)は、逆に心的刺激を
生じることから、「微かな音」「仄かな光」がある環境が最善となります。
また、「気温」と「湿度」に関しては、高すぎても、低すぎても刺激となるもの。
最低でも、入眠後の「90分間」は「発汗」を伴わないような
気温・湿度環境に調節するように心がけましょう。
「眠気」が生じるためには、一度体温が高まった後に、体温低下が生じることが、ひとつのきっかけとなることが
分かっています。
ゆえに、心地よく入眠するためには、入眠時間前に一度、体温を高めておく必要があるのです。
そのための一番の方法が「入浴」です。
シャワーだけで済ますよりも、お湯に浸かるのが良いと言われるのは、この為(良き入眠を得るための体温調節)なのです。
時間的な目安としては、入眠時間よりも、一時間~二時間程度前に入浴する(体温を高める)こと。
「入浴」に限らず、「軽いストレッチ」なども体温を高める効果がありますので、入眠一時間~二時間程度前に
行うことを心がけましょう。
最近は、布団に入ってからも「スマホ」を利用している人が少なくないようですね。
ただ、この行為は最も「睡眠の質を低下させてしまう行為」のひとつ。
至近距離から目に入って来る強い光の刺激(電磁波も含む)は、脳を活性化。覚醒状態へと導いてしまうのです。
深い睡眠を得たいのであれば、少なくとも入眠一時間前には、PC・スマホ利用は終えておきましょう。
深い睡眠を得るためには、自分の体格に適した寝具(掛け布団・マットレス・枕)を活用することが
とても重要な要素となります。
近年の睡眠研究から、日本人の体格特性を考えた時に効果的な寝具となるのが「高反発機能を有したマットレス」
であることがわかっています。
自分に適した寝具とは何か!?
に関する各種情報は、こちらの記事(おすすめ高反発マットレス情報!)にて
記していますので、ご参照いただければと思います。
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